くしゃみやせき、楽しく笑っているときなど、ちょっとお腹に力が入った瞬間にちょぴもれしてしまうといった悩みを抱えている方も多いのではないでしょうか。
人には言いにくい尿漏れの悩み。
マメにトイレに行って気をつけていても阻止しきれないちょぴもれ……みんなどうしているのか気になりますよね。
放置してはいけない、尿漏れになる原因と対策を紹介します。
【尿漏れの原因:骨盤底筋のゆるみ】
結論から言うと、尿漏れの原因は骨盤底筋のゆるみによるものです。
骨盤底筋とは、お腹に力を入れて腹圧が直腸や膀胱、子宮といった臓器にかかる時、下から支える役目を果たしてくれる筋肉です。
骨盤底筋がゆるむと、腹圧で腹膜を押し下げる力より支える力が弱くなるので、尿漏れを引き起こしてしまうのです。
骨盤底筋がゆるむ原因として「妊娠」「出産」「肥満」「加齢」「運動不足」「筋力不足」などが挙げられます。
妊娠・出産の過程では骨盤底筋に直接的に負荷がかかります。
そのため、骨盤底筋がゆるむきっかけとなるのです。
年齢や産後のケアによって自然に回復することもありますが、何らかの対策をしていない場合、若くして尿漏れに悩むことになってしまいます。
骨盤底筋のゆるみは放置していると軽い尿漏れではおさまらず、残尿感や残便感といった日常的なことにつながります。
正しい対策法を実践して、不調のない若々しい身体を目指しましょう。
【尿漏れの対策:骨盤底筋のトレーニング】
骨盤底筋を鍛えるメリットは、以下の3つです。
・骨盤の中にある「直腸」「膀胱」「子宮」を支えて、いつも正しい位置に保つ
・尿や便の排出や制御がしっかりコントロールでき、排泄のトラブルを起こさない
・排便、排尿時にいきむとき、腹腔内にかかる圧力を調整してくれる
骨盤底筋も腹筋や背筋と同じ筋肉なので、鍛えることが可能です。
骨盤底筋の簡単なトレーニングを紹介します。
(骨盤底筋のトレーニング方法1)
椅子に座った状態でできる筋トレです。
1.骨盤を立てるようにして、椅子に浅く座る
2.太ももの間に10センチ程度の厚みの、柔らかいタオルかクッションを挟む
3.太ももに挟んだものを落とさないように、尿道や肛門に力を入れて10秒キープする
(骨盤底筋のトレーニング方法2)
朝起きる前やリラックスしている時には、横になったままできる筋トレがおすすめです。
1.仰向けに寝転んだまま、90度にひざを立てる。
2.ひざを曲げたままで、片足を少し浮かせながら息を吸い、吐く息でゆっくり5秒かけて足を外へ開く。
3.息を吸うときにゆっくりと元へ戻す。これを左右10セットくらい繰り返す。
(手軽にできる膣トレを紹介)
骨盤底筋の筋トレは女性にとって大切な膣圧のトレーニングにもなりますが、もっと手軽に膣を鍛えることができるインナーボールを使う方法もあります。
インナーボールはシリコンなどの優しい素材を使用しているので、身体に負担なく使えます。
デリケートゾーンに配慮し、膣圧の筋トレにフォーカスした膣トレグッズです。
膣トレは、尿漏れの対策になります。
手軽にトレーニングしたい方には、インナーボールの膣トレがおすすめです。
LUMEVE ホワイトニングゲルクリームはデリケートゾーンのケアができます。
膣トレと合わせてLUMEVEで日ごろからお手入れしてみてはいかがでしょうか。