美肌ケアには、外側からのアプローチと内側からのアプローチの両方が欠かせません。
毎日、化粧水や乳液や美容液などによるケアを行い、バランスのよい食事による栄養摂取が必要です。
美肌つくりは、顔だけではなく、デリケートゾーンを含む全身に対して大切なことです。
美肌つくりのためにどんな栄養がどのくらい必要なのかわからない方も多いのではないでしょうか。
ここでは、美肌つくりで重要となる、タンパク質について解説します。
【 美肌つくりにはタンパク質が必須】
タンパク質は髪や肌、筋肉をつくる上で欠かせない栄養です。
タンパク質・糖質・脂質の3つは三大栄養素と呼ばれています。
1日に必要な摂取量を下回り続けると体の機能が低下したり、健康状態が維持できなくなることもあります。
肌には、タンパク質の影響が強く出ます。
タンパク質が不足すると、シワやたるみが増えたり、肌荒れを起こしやすくなったりするのです。
肌のハリや弾力、潤いをキープするためには、タンパク質を意識して食事をとりましょう。
18歳以上の女性の場合、1日あたりのタンパク質摂取量は50gが目安です。
とはいえ、日本人はタンパク質が多い食事を好む傾向があるので、継続してタンパク質を摂取するのはさほど難しくはありません。
他の栄養とのバランスも重視しながら、健康的な食事を楽しんでください。
【 タンパク質を摂取できる食品】
タンパク質を多く含む食品は、乳製品やたまご、肉類、魚介類、大豆類です。
乳製品やたまご、肉類、魚介類には動物性タンパク質が含まれていて、必須アミノ酸が豊富とされています。
必須アミノ酸が効率よく摂取できれば、筋肉量の増加にも期待できるので、美肌つくり以外の面でも美容効果が実感できるでしょう。
一方、大豆類には植物性タンパク質が含まれています。
美肌効果やダイエット効果をサポートするイソフラボンも含まれているので、より高い美容効果を得たい方は積極的に大豆類を摂取するのがおすすめです。
また、タンパク質だけを摂取しても体を動かすエネルギーに変わってしまい、肌へのアプローチが十分にできません。
タンパク質を美肌つくりに活かすためには、糖質も同時に摂取するとよいでしょう。
糖質も体を動かすエネルギーとなるので、タンパク質が肌や髪のダメージを補修したり、ターンオーバーを整えたりするのに活用されます。
美肌つくりにはビタミン、食物繊維、鉄分、カルシウムなどの栄養素も欠かせません。
大切なのはすべての栄養素をバランスよく摂取し、それぞれの栄養素を助け合わせて相乗効果を得ることです。
栄養素ごとに必要な摂取量を考慮し、食事のメニューを考えてみましょう。
しかし、毎日栄養バランスを考えて食事するのはなかなか大変です。
どうしても食事での栄養摂取が難しい場合は、サプリの活用も検討しましょう。
サプリなら美肌つくりのために足りていない栄養を簡単に補うことができます。