一般的なナプキンと比べて肌にやさしいオーガニックナプキンを選択する女性が増えてきています。
オーガニックブームもあり日本でもさまざまなメーカーが取り入れています。
話題のオーガニックナプキンとはどういったものなのか、メリットや選び方のポイントなどを見ていきましょう。
【一般的な生理用ナプキンとオーガニックナプキンの違いとは?】
一般的な生理用ナプキンとの大きな違いは、表面に化学繊維ではなくオーガニックコットンを使用していることです。
経血を吸収するための素材もポリマーではなく植物性のパルプなど自然由来の素材を使用していることも特徴のひとつとなっています。
ポリプロピレンなどの化学繊維を使っている一般のナプキンは吸収力がとても高い分、通気性が少し悪くなっています。
そのため、ムレやすく肌への負担もあります。
【かぶれにくく肌にやさしい】
生理中はデリケートゾーンの湿度が高くなる傾向にあります。
肌に直接触れる面に使われているオーガニックコットンは肌触りが良く擦れが少ないため、かゆみやかぶれを軽減することができます。
また、通気性が良いため生理の際のムレやストレスも少なくなります。
【体を冷やしにくい】
デリケートゾーンの皮膚は水分の吸収率が高い場所です。
ポリマーを使った吸収剤のナプキンは、身体を冷やすのではないかとも言われています。
自然由来のオーガニック素材を使うことで、下腹部の冷えを予防することができます。
冷えは生理痛を和らげると言われているため人によっては辛い生理痛を軽減することができます。
【環境にやさしい】
ナプキンは使用後ゴミとして焼却されます。
しかし、ポリマーを使っていないオーガニックナプキンは分解されるため有害物質が排出されません。
オーガニックコットンを使うことは地球の環境のためにも役立っているのです。
【オーガニックナプキンの選び方】
オーガニックナプキンには、シルクやコットンを重ねて作られている布ナプキンと、オーガニックコットンを使っている紙ナプキンの2種類があります。
布ナプキンは普段履いている下着のような着け心地を重視し、繰り返しの使用も可能です。
通常のナプキンと同じように使い捨てられるタイプが良いという場合には、紙ナプキンを選ぶようにしましょう。
オーガニックナプキンは化学繊維を使っていない生理用ナプキンです。
身体にやさしく地球にもやさしいという特徴があります。
オーガニックナプキンには2つのタイプがあるので自分に合う方を選んで使いましょう。