デリケートゾーンといえば非常に繊細な部分です。
普段あまり意識して生活はしていないかもしれませんが、ケアを怠るとその影響が出やすいところでもあります。
特に変化を感じ始めてくるのは、アラフォーと呼ばれる年代になってきてからです。
女性は35歳前後になると女性ホルモンが減少すると言われており、その影響を受けて膣の粘膜や粘液の分泌量も減少傾向になっていきます。
そのためそれが原因となってアラフォー世代は変化を感じがちです。
できるだけその変化を防ぐためには、自分で対策をとっていく必要も出てきます。
【乾燥による皮膚トラブルを防ぐ】
女性ホルモンの分泌量がへり、粘液の量が減ってしまうことで起こりやすいのがデリケートゾーンの乾燥です。
顔など皮膚は乾燥すると皮膚トラブルを起こしやすくなりますが、デリケートゾーンも同様です。
他の箇所と同様に乾燥をしてしまえばカチカチの状態になるだけではなく、萎縮という変化も出てきてしまうケースがあります。
萎縮が進んでしまうと雑菌などが繁殖しやすい環境となってしまい、それによって皮膚が炎症を起こしてしまうことがあります。
膣の感染症などを発症してしまう可能性もあるため、正しい知識を持ってケアすることで、こうしたトラブルを防いでいく必要があります。
【血流が滞ってしまう】
膣にも身体の他の部位と同じように毛細血管が通っています。
基本的に身体の血流が滞ってしまうのは体調不良の原因になってしまいます。
身体の血流が悪くなりはじめてしまうのも、ちょうどアラフォーあたりになってからだと言われています。
デリケートゾーン部分をはじめ、血流の流れが滞ると体調不良などがいろいろなところで表れてきます。
デリケートゾーンの臭いがきつくなったなどの変化を感じた場合は血流の滞りが発生しているというサインかもしれません。
【年齢に応じたケアが重要】
アラフォー世代でケアをするという人は、まず専用の肌に優しいソープを使用して汚れを落とし清潔な状態を保ちましょう。
繊細な場所なので、肌を傷つけないように優しく洗うというのがポイントになってきます。
膣内に関しては自浄作用があるので、ソープでは洗わず、お湯で流す程度にしましょう。
また専用のアイテムで保湿ケアすることもおすすめです。
デリケートゾーンのケア用に作られたアイテムは、保湿や抗菌などケアに必要な成分が含まれています。
乾燥や菌の繁殖を防ぎ清潔な状態を維持できるようにサポートしてくれるため、年齢に応じて新しいケアを初めてみてはいかがでしょうか。