アメリカやヨーロッパ諸国などではデリケートゾーンをケアする意識が高く、子どもの頃から正しい方法を学んでいると言われています。
一方、日本ではまだまだデリケートゾーンをケアする重要性が浸透していません。
専用のクリームで敏感な肌のケアをすることでどんなメリットがあるのかをご紹介します。
【肌とアンダーウエアの擦れによるトラブルを防ぐ】
乾燥しがちな時期には、着用しているアンダーウエアと肌が擦れて不快な思いをすることも多いでしょう。
ひどい場合には炎症やかぶれ等のトラブルを引き起こすこともあります。
また、デリケートゾーンの肌の擦れは色素沈着や黒ずみを起こす原因にもなります。
肌は紫外線だけでなく、摩擦によっても肌を守ろうとするバリア機能が働きます。
この時発生するメラニン色素が多くなると、肌に色素がとどまってしまい色素沈着が起こります。
全身のケアと同じようにデリケートゾーンをこまめに保湿し、摩擦を少なくすることで擦れを防ぐことができます。
他にも、締め付けの強いものではなくゆったりしたタイプのアンダーウエアに変えることで乾燥の予防にも繋げられます。
【デリケートゾーンの自浄作用を保てる】
デリケートゾーン部分の肌のpH値は4.5から5.5です。
他の部分の皮膚と比べると低く、酸性になっています。
普通の肌用の石鹸は洗浄力が強いため、デリケートゾーンに棲む常在菌まで殺菌してしまうことになります。
デリケートゾーンの常在菌は膣の自浄作用やバリア機能によってにおいや黒ずみを抑えるという役割があります。
しかし間違ったケアによって菌のバランスが崩れると、カンジタ菌などトラブルの元となる菌が増殖する可能性があるのです。
【エイジングケアの一貫になる】
加齢によってもデリケートゾーンのトラブルは増えていきます。
閉経をした女性は女性ホルモンの分泌が急激に減ることで萎縮性膣炎や子宮脱などが起こります。
そのためデリケートゾーンの不快感やにおい、痛みを訴える方も少なくありません。
デリケートゾーンに問題が起こることで、重要な生活の質の部分にもとても大きな影響を与えます。
衛生面に配慮し保湿を欠かさず行うことは、エイジングケアの一貫として何歳からでも必要と言われています。
デリケートゾーンをケアすることにはいくつものメリットがあります。
この部分の皮膚はとても薄く酸性になっているため、LUMEVEなど専用のアイテムを活用しケアを丁寧に行うことが大切です。
こまめなケアを意識して習慣づけてみてはいかがでしょうか。